IMアカデミーのトレード「配信」とトレード法教育について考える(すでにベルギー・フランス・スペインで警告発出済)

目次

「ガナーダ!」〜 IMアカデミーの「先生」の言う通りにトレードするメンバーたち

SYU氏のLINE@から日々流れてくる情報の中に、またまた気になるものがありました。
IMアカデミーの、リアルタイムのトレード講座についてのものです。

(私、IKIGAIの主催者MCさんから「すごく暇な方」と思われてるみたいですが、自分の仕事は置いといてでも注意喚起が必要な内容かと思いまして、再び記事を書いております。実際は仕事は山積みですよ。)

「先生の言われた通りにトレード」…!!!

こちらは、SYU氏の別アカウントと目される「カズ@資産運用コンサルタント」のツイートからの画像です。

「無料体験会」というのは、IMアカデミー「講師」によるトレードの模様をライブ配信するサービスの無料体験です。

IMアカデミー(IKIGAI)のメンバーになると、
会費を払って
ライブ配信を見ながら
講師のエントリーに合わせて/先生の言われた通りに
FXやバイナリーオプションでのエントリーを行うことができます。

…. 。

MT Revolutionのアイコン画像MT Revolution

これってヤバいんじゃね?

有料トレード配信の問題点

有料でサービスを受けている限られたメンバーに対して、リアルタイムに超具体的なエントリータイミングを提示し、メンバーはそれに従ってエントリーする。

上記の業務を行うには、金融商品取引法の定めるところによる投資助言業者としての登録が必要なはずです。

詳しくは条文を…となるとかなりややこしいので、以下の外部記事をご参照ください

弁護士によるFX/仮想通貨等の投資ブログ
(弁護士が検証)FX取引のコンサル/サロンって何?違法?適法?詐欺じゃないの?LINE/NOTEによる情報配信に...
(弁護士が検証)FX取引のコンサル/サロンって何?違法?適法?詐欺じゃないの?LINE/NOTEによる情報配信に...*本記事も適宜アップデートしてますが、以下の記事に皆様からのコメント・質問も整理してまとめています。特に質問がある方は以下の記事もご参照くださいますと幸いです。...

IMアカデミーは日本での活動をしているのかな…

IKIGAIってどこまでIMアカデミーの本体の影響を受けているのかな…

日本における法的諸問題はクリアされているのかな…

さまざまな点が気にかかりますが、何せIMアカデミーにはオフィシャルページの公式コンタクト先が見つかりません

IKIGAIに至っては、どこで連絡先を見つければ良いのかすらわかりません

ええい、仕方ない、と思い、とあるIMアカデミーのオープンチャットで質問してみることにしました。

投資助言業者として登録をしているか?という質問への返答としては、「さすがにそのリスクを運営が知らないわけはない」「運営に確認してみてはいかがですか?」とのことでした。

まあ、こちらとしても運営に確認が出来ないから聞いてるんですけれども…

金融庁では登録業者の照会ができるので、とりあえず近々連休明けに金融庁に確認することとし、そのように返答しました。

すると、不思議なことに、この返事をなさっている方の名前本名っぽいもののアルファベット表記から、アルファベット1文字の名前に変わっていきました….

改めて金融庁照会の結果については掲載します。

今のところは違法スキームの危険性も!「海外のトレーダーだから」は通用しません

IKIGAI本体の運営メンバーに話がつながったとしても、
「海外のトレーダーなので問題ありません」と言われる可能性もあります。
しかし、投資助言業登録に関しては、海外事業者だから適用外、という話ではありません

あるいは、
「『トレーダー』ではなく『先生』です」
「『配信』ではなく『トレードアイデアの提供』です」
「お金は、授業つまり学びのために頂いているもので、配信の報酬ではありません」


などと言われるかもしれませんが、

「対価を払った人々にトレードをリアルタイムで見せてエントリーを可能にしている」という事実は微塵も変わりません

「これは、『殺人』ではなく『人間という生物の寿命を人為的に縮めた』だけです」と言っても殺人が許されないのと同じです。
こうした単なる言い換えで物事が解決することはありません。アフィリエイター たちの気持ちは楽になるかもしれませんが…

登録の確認がきちんと取れるまでは、できる限りトレードにしても、MLMへの参加としてもリスクは犯さない方が良いと思われます

登録があれば良いのですが、なければ…

あることを祈りましょう。

9/23更新・金融庁に確認を取りました。残念なことに…

金融庁に、投資助言業登録があるかどうかについて確認しました。

誠に残念ながら、さまざまな名前で確認いただいても

「登録はされておりません」

とのご返事でした…

併せて業態やシステムなどについて、様々な情報を提供させていただきました。

事情についてはご理解いただき、必要とあらば適切な対応を取られるとのことでした。

今後を注視しましょう。

すでにベルギー・フランス・スペインでは監督機関から警告発出済み

さて、日本での合法性が気になるところですが、すでに他国でも、金融関係法令を遵守していないことが問題化されているようです。

記事をみたところ、おそらく今回のように法制度をクリアせず、アフィリエイターが拡散してしまったことによるものまたはウェブで一足飛びに広がってしまったことによるものと思われます。

https://www.fsma.be/en/warnings/fsma-warns-public-against-activities-international-markets-live-ltd-imarketslive

ベルギーの金融サービス規制機関が発出した警告文です。およその内容を訳出します。

FSMA(ベルギーの金融サービス規制機関)がiMarketsliveの行為を国民に警告します
(2018年1月25日)

International Markets Live(iMarketslive)はWebサイトを通じて, ベルギーの消費者に為替とCFD(差金決済取引)での取引を援助するとされるツールとトレーニングコースを提供しています。

iMarketsliveは主として若年層をターゲットにしており、加えてこの企業は、メンバーが集客すればするほど利便性と報酬が増える仕組みを提供しています。

しかし、iMarketsliveはベルギーで金融サービスや製品を提供することを認可されてはいません

さらに、iMarketsliveの提唱する仕組みは、ピラミッドスキーム(ネズミ講)に特有の特徴を持っています。
このネズミ講という形式について、更なる情報が必要でしたら、FSMAのウェブサイトで閲覧可能です。

FSMAは以下のことを指摘します。
2016年8月18日以来、認可があろうとなかろうと、どの投資企業もベルギー域内では積極的に為替商品やCFDを流通させてはならないことになっているのです。
つまり、顧客が新たな顧客を集客したからといって、また為替商品やCFD、あるいはその類似サービスを他人に推奨したからといって報酬を与えるのは禁じられているのです。

iMarketsliveはすでにフランスの監督省庁(AMF)の警告の対象になったこともありますし、スペインの監督省庁(CNMV)の警告対象にもなっています
これら全ての理由から、FSMAは強くiMarketsliveのいかなる勧誘にも決して応じないよう勧めます

FSMAとしては、これをお読みの方々が、もしも(iMarketsliveにより提供される)バイナリーオプションや為替・CFD商品の営業に応じてしまうと、非常に大きな危険があるのだということに留意されるよう、強く望みます。
バイナリーオプションや為替・CFD商品への投資は全投資額を失う危険があり、為替商品の場合は更なる損失も見込まれます。
損失可能性に比べて、遥かに収益の可能性が低いのです。

バイナリーオプション、為替・CFD商品についてもっと情報が欲しいという方があろうと思います。FSMAとしては投資家に見ていただくための「バイナリーオプションと為替(Binary options and forex)」というWebページでよく調べて欲しいと考えます。

(業者から)提案された取引が金融関連法規に準じたものであるかどうか、もっと一般的に質問してみたいですか?もしそうなら、FSMAのウェブサイトの検索機能をお使いください。FSMAに直接消費者お問い合わせフォーム(consumer contact form)で直接のお問い合わせもできます。



IM Mastery Academyは、以前はiMarketsliveの名で活動していました

2019年からはIM Mastery Academyに社名を変更していますが、社名変更の理由はこのあたりにもあるのかもしれません。

同様の法令違反を、社名変更後もここ日本で繰り返してしまうのでしょうか

「トレーディングビューランキング1位から5位を独占」??

この書き込みを見る限り、
IMアカデミーの「先生」たち「トレーディングビューランキング1位から5位を独占」と書かれています。

トレーディングビューランキング??

トレーディングビューの中に出ている人物からIMアカデミーの「先生」に相当する人物を探してみたのですが、どうしても見つからず…
どの国の、どのランキングなのでしょう。

ランキングのどこを見ればいいのか、IMアカデミー・IKIGAIの中の人、どうかコメント欄にてご教示ください…😭

そして、トレーディングビューのランキングシステム、あるにはありますのでその評価の仕組みについて調べてみました。

これがSYU氏の主張する「トレーダーのランキング」の評価基準と一致するかどうかもわかりませんが、もしこれが基準であった場合、トレードの腕が反映されるランキングとは言い難いものがあると考えられます。

参加は…どうかな…

もし私がIMアカデミーへの入会を考えているなら、ここで「待ち」決定です。

クリアにならなければいけないことが多すぎかと思います。

もちろん、予想を裏切って全て良い方に問題がクリアされる可能性もありますが…

今日も最後までお読みくださりありがとうございます。

今後、「トレードを『学ぶ』ことの意味と難しさ」について追記、再公開する予定です。


これまでのIMアカデミー/IKIGAI関連記事は以下の通りです。

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この記事を書いた人

TEAM+所属。
着実に低リスクで稼働する無料EAの開発と配布に心血を注いでいます。
同時に、無責任・悪質なアフィリエイターの排除をライフワークとしています。

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