「ジュビリーエース上級会員へのインタビュー動画」の面白さと、当たり前すぎる真実
少し長めの動画ですが、ぜひこちらをご覧ください。
SNSで流れてくるうまい話の多くが、この動画によって無効化されると思います。
「うまい儲け話が、SNSで情報弱者の側に流れてくるわけはない」
この当たり前すぎる真実が、再び広く共有されるべきだと思います。
社畜、社畜と呼ぶな!失礼だろうが!
ネットにはさまざまに不安を煽る言葉が溢れています。
「日本をハイパーインフレが襲う」
「今もらってる給料では何も買えなくなる」
「社畜は危険です!!」
「この〇〇であなたの資産構築を…」
「今しかありません」
「不労所得を得ましょう!!
労働所得は不安定で危険!!」
会社にいつまでも依存するのですか?
さまざまな言葉で不安を煽り、紹介するスキームに小市民の我々を引き込んでいこうとする言葉にあふれています。
しかし、もし
あなたが現在「社畜」とこの人たちに呼ばれる一人の被雇用者であり、
自分が現在従事している仕事においてある程度の専門性を持ち、
その仕事が誰かの役に立っているなら、
そして、家族を支えるに十分な賃金を得ているなら、
それはとてつもなく尊いことであると思います。
上記のような宣伝文句に踊らされることはありません。
逆に言ってやればいいのです。
「君たちこそ、MLM畜・ネットビジネス畜なのだ」と。
会社員は守られている
自分の勤め先が、自分に代わってどれだけのことをしているかということを考えてみると…
- 仕事をする場所を物理的に提供し、メンテナンスしてくれている
- 業務に必要な物品も提供してくれる
- 自分に代わって税務処理などのさまざまな面倒な手続きをやってくれる
- 自分に代わってブランド力や信用で営業をしてくれる
- 健康保険や年金を一部負担してくれる
- OJTなど、業務を通じて自分を教育してくれる
- 住居(社員寮や社宅など)も安く提供される場合がある
- 個人の業務上の失敗を、財務上吸収してくれる(何か金銭的損失を出したからといって、それをダイレクトに自分が被ることはない)
- 何をすればいいか、自分が決定せずとも、社が大きい方針を持っている
などなど、数え上げればキリがありません。
「社畜」を捨て、ネットビジネスの世界に身を投じれば、これらが全て自分の負担としてのしかかってきます。
独立?一体、本当に稼げているのか?
私は独立を否定するわけではありません。
しかし、実態ある真っ当なビジネスをしない限り、ビジネスで稼ぎ続けるのは途方もなくハードルが高いことなのです。
自分にあるスキル・人脈・アイディアなどを総動員してビジネスを行うのではなく、「他所から流れてくるスキーム」を「右から左に流すだけ」であるならば、稼ぎ続けることはおよそ不可能です。
そして、この「稼ぎ続ける」ということができない限り、焼畑農業のようにスキームを渡り歩くことになります。
すでに、私はそうしたアフィリエイターの姿を毎日嫌というほど見ています。
私は、勤め人として自分のスキルを活かすことはとても尊く、大事なことだと思っています。
「金持ち父さん、貧乏父さん」の問題
多くのアフィリエイターが引き合いに出す、ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」。
この本の持つ危険な側面について、ぜひご覧いただきたい動画があります。
「自分に何のスキルも人脈も熱意もない人」がこの本を読んで本質を取り違え、マルチに走る危険性を、非常に端的に説明してくれています。
ネットビジネスに未来がないのではないのです。
リアルワールドにはないチャンスを獲得する上で、ネットビジネスは非常に便利な側面を持っています。
しかし、その本質は詰まるところリアルワールドと何ら変わるところはありません。
あくまで未来は、その人の持つ能力・資質・経験の豊富さによって切り開かれていくのであり、そこにリアルワールドとネット社会の違いはありません。
「会社から離れ、ネットビジネスに参入・SNSで広がる投資話に注ぎ込むことで人生が180度変わる!」(悪い方に180度変わるという警告なら別ですが)
「不労所得が何より大事!」
などという言葉には、くれぐれもご注意ください。
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