ニートシリーズを使い始めて間もなく、エントリー機会が思ったほどないということに気づいた。
そのころはEAがポジションを持つのが面白く、エントリー後のチャートの動きを眺める生活(本末転倒)であった。
そこで、エントリー機会を増やすべく
Gogojungle(fx-on)
から、当時最も良さげに思えた
「トレーリングストップで幸せに一本勝ち(スタンダード版)」
を購入することにした。理由は以下の二つだ。
①稼働年数が長い割に生き残っている
②あらゆるサイトで比較的高評価
今にしてみれば、それなりにわかるが全く甘い理由であり、 このEAの持つロジックや基本設計を把握して購入したわけではなかった。
購入してしばらくして、気づいたことがある。
それは、「なかなかエントリーしないこと」 だ。
ニートシリーズと違って、本EAはナンピンを使わない。
エントリーは1回につき1本だ。同時に複数ポジションを持つことはない。
基本的に、相場の急激な動きを察知してそれに追随すべくエントリーするという性質であるため、
当然エントリー機会は絞られる。
特筆すべきは、細かなトレーリングストップによって、
損失を最小限に食い止めながら、最大の利益を追いかける、という点である。
この最大の売りを理解せずに購入していた自分の不明を恥じるとともに、
今となっては恐ろしくもある。
だが当時は、「もっとたくさんポジションを取らせたい」の一心で、
稼働後はこのEAに全く良い印象はなかった。
当時は相場の動きがない時期だったので、エントリーしないのも当然。
たまにエントリーしても、大した利益もあげず微益でがっかり…
だが何故か以後のポートフォリオからは外さず、使用を続けていた。
なにせ¥35,000である。
なんとかもとは取りたい…
これがなんと、のちに僥倖となるのだった。
[続く]
EA② 幸せの一本勝ち(スタンダード版)その1

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